|
\documentclass[a4paper,11pt]{jarticle} % \setlength{\topmargin}{-2cm} % \usepackage{amsmath,amssymb} \usepackage{amsfonts} \usepackage[mathscr]{eucal} \usepackage{ascmac} \usepackage[dvips]{graphicx} |
\usepackage{***} (***はパッケージの名称)
と入力しておきます。パッケージにもオプションが必要なときがあり、そのときは\usepackage[###]{***} (###はオプション名)
と入力します。
米国数学協会 (American Mathematical Society 以下 AMSと呼ぶ) の
開発したパッケージで数学論文記述に特化しています。
文章と数式が混在している場合、文章の中に数式モードを入れるのが普通ですが、
このパッケージを使えば逆に数式の環境を作りその中に文章を入れることができます。
たとえば、英文で論文などを書く場合はプリアンブルに
\documentclass{amsart}
のように、amsart というドキュメントクラスを指定すれば、amsmath, amssmyb の
パッケージを読み込む必要はありません。
これは、AMS に論文を投稿したりするような海外でも通用する形式で出力されます。
しかし、数式モード中で日本語は使用できません。
日本語での論文やレポートを作成する際、高度な数式表現をしたいときはプリアンブルを
とします。海外に論文を投稿しようと思わない限り、数学の論文等を書く場合 プリアンブルはこのようにしておくのが無難です。
このパッケージを読み込むことで様々な数学論文記述するための環境を使用することができます。
主に使える環境を列挙すると
| 環境名 | できること |
|---|---|
| multline | 何行にもわたる長い数式を指定した場所で分けて表示する |
| gather | 二つ以上の数式を表示する(数式には番号がつく) |
| align | いくつかの式を等号の位置などでそろえて表示する(数式には番号がつく) |
| matrix | 行列を表示させる、このほかに pmatrix, bmatrix, Bmatrix, vmatrix, Vmatrix がある。 それぞれの違いは行列を囲む括弧の違い |
| cases | いくつかの式をまとめて中括弧でくくる表示。場合分けなどに使う。 |
これらの環境は使う際は必要に応じて、インターネットや参考書などで調べてみてください。
このパッケージを読み込むことで AMS が開発した数式用のフォントを使用することができます。
主なものとして
いくつかの例を示しておきます。



オイラー・スクリプトと呼ばれるフォントを使用するためには
\usepackage{eucal} とプリアンブルに入力します。
更に、カリグラフィックというフォントを使用するには、
eucal のパッケージに mathscr というオプションを付けます。


今回の sample2.tex では実際に使用されていませんが graphicx パッケージを使うと、図を取り込むための命令 \includegraphics や、図や文字の回転・拡大・縮小する命令を使うことが出来ます。プリアンブルに
\usepackage[dvips]{graphicx}
とありますが、オプションを変えることで取り込むことが出来るファイルが選べます。
オプション dvips は EPSファイルが取り込めます。
使い方は
とします。次回から Mathmatica の実習になりますがこの命令で Mathematica で作成したグラフなどを取り込むことが出来ます。